小鬼百合と海辺の野の花
奥能登の夏の海岸に彩りを添える小鬼百合
海蝕崖の僅かな隙間に根を下ろし 奇岩を彩ります
その生育環境のためか、概ね背丈が低くがっしりと逞しい姿をしています
写真で切り取った岩盤には小鬼百合の他にも種々の野の花が息づいています
下から這い上がってきているのはクレマチスの原種の一つの仙人草
十文字の白い花を咲かせます
小鬼百合が咲く前にこの岩盤を黄色く染めていたのは黄輪草の群生
河原松葉に秋唐松と控えめなやわらかな風情の野の花が脇をかためています
この写真には居ませんが
河原撫子や釣り鐘人参も潮風に揺らいでいます
EOS-1Ds Mark III | EF85mm F1.2L II USM
by hanazono-1
| 2014-08-01 05:34
| 小鬼百合|コオニユリ